鈴木牧場は、北海道十勝地方の南端、太平洋に面する広尾町にあります。
昭和初期、秋田県から入植した当初は、畑作を営んでいましたが、1961年、北海道貸付制度を使って乳牛を導入し、牧場事業を開始しました。
その後、1963年に22頭牛舎、1979年に36頭牛舎へと、徐々に規模を拡大、畑作から酪農へと移行していきました。
2005年から、入植から4代目となる鈴木敏文が代表を務めています。
人間を含め、哺乳類が生まれて一番最初に口にするのが「乳」です。
本来、子牛が飲む牛乳を「おすそ分け」してもらい、多くの人においしく飲んでもらって幸せになってもらう。
太陽と土と水で健康な牛を飼い、幸せな牛乳で人を幸福(口福)にできる。牧場という生きる土台を作る食の場から、命をつなぐ食べ物を生産していくこと、それが、鈴木牧場が目指す牧場経営です。